弊社、株式会社ネクスト・アイが開発・運用している、Salesforce専用の日報管理アプリkyoumo(キョウモ)の新バージョン(v2023-10-20)が先日リリースされました!
本記事では、最新のリリース内容をご紹介したいと思います!
kyoumoの概要をご覧になりたい方は、こちらのホームページをご覧ください。
今回の主なリリース内容は下記になります。
公開カレンダーの標準機能を追加
日報登録画面の明細行の配置を上寄せにする
スケジュール登録画面のキーワード検索の初期値設定
スケジュール登録画面のリストビューの選択状態の保持
完了したToDoをカレンダーに表示させる
それでは、リリース内容を1つずつ見ていきましょう。
1.公開カレンダーの表示機能を追加
Salesforceの標準カレンダーで設定している公開カレンダーの情報も、kyoumoのスケジュール登録画面に表示されるようになりました。
公開カレンダーは、会社の部門やチームなどの共有カレンダーとして用いられること多いです。その公開カレンダーの設定も併せて、実際に試してみます。
まず、kyoumoのスケジュール画面において、公開カレンダーのボタンが存在しない場合は、スケジュール画面の設定から表示の設定をすることができます。
編集ページを開き、真ん中のスケジュール画面をクリックし、右側の設定項目で「公開カレンダーを表示するか」という項目があるので、「表示する」を選択します。選択後、保存を押すと、スケジュール登録画面に公開カレンダーの選択肢が表示されるようになります。(なお、kyoumo上では、「週」表示か、「月」表示のみでしか公開カレンダーは表示されません)
これで公開カレンダーの表示設定は完了しました。
次に公開カレンダーを登録していきます。
「設定」→ クイック検索で「公開」と入力 → 「公開&リソースカレンダー」を選択します。
公開カレンダーの「新規」ボタンを押します。
カレンダー名を入力し、有効にチェックを入れます。
営業部という公開カレンダーが作成されました。
次に営業部公開カレンダーに登録するユーザを設定していきます。
上記画面の「共有」を押します。
「追加」を押します。
するとどのユーザを追加するか選択できますので、任意のユーザを設定します。
設定できたら「保存」を押します。
設定したユーザが一覧で表示されます。
公開カレンダーの設定は以上になります。
では、次に設定した公開カレンダーに予定を入れていきましょう。
Salesforceに標準で備わっているカレンダーを開きます。
標準カレンダー上の画面右下に「他のカレンダー」という欄があります。「他のカレンダー」の右にある歯車マークを押し、「カレンダーを追加」を押します。
入力ボックスの▼を押し、「公開&リソースカレンダー」を押します。
「公開&リソースカレンダー」を選択後、先ほど作成した公開カレンダー名を入力し、「追加」を押します。
そうすると、他のカレンダー欄に、先ほど作成した公開カレンダー名が表示されます。これで、標準カレンダー上で公開カレンダーの予定を入力できるようになりました。
では次に公開カレンダーの予定を入れていきます。
任意の日時のセルをクリックし、行動を登録していきます。
入力必須項目である「割り当て先」の▼を押し、カレンダーを選択します。
先ほど作成した公開カレンダー名を入力し、その他の項目を埋め、「保存」を押します。
下記のように標準カレンダー上に公開カレンダーの予定が作成されました!
では、この予定がkyoumoのスケジュール登録画面に表示されているか確認します。
スケジュール登録画面の公開カレンダーボタンを押し、先ほど作成した公開カレンダーの予定が登録されていることが確認できました!
公開カレンダーを使用している方限定で恩恵を受ける機能ですが、使用している方にとっては便利な機能だと思います。不要であれば、スケジュール登録画面の設定から非表示にすることもできるので良いですね!
また、この機能はまだまだ改良される予定となっており、将来性のある機能です。
2.日報登録画面の明細行の配置を上寄せにする
こちらは、下記画像の通り、日報登録画面の項目の配置を上寄せにするか、中央寄せにするかを設定できるようになりました。
設定方法は、日報登録画面を開きながら、「設定」 → 「編集ページ」を押し、日報登録画面の画面設定に移動します。
画面真ん中をクリックし、右側の設定項目で「項目の縦方向の配置位置」という項目があるので、「上寄せ」を選択します。
すると、日報登録画面の項目が全て上寄せとなりました!
これは入力する項目の明細が多くなればなるほど、効果を発揮する機能だと思います。
細かい設定ですが、こういったUIひとつひとつが、顧客満足度を左右しているものになるかと思います。
3.スケジュール登録画面のキーワード検索の初期値設定
こちらは、スケジュール登録画面の左側にあるリストビューのキーワード検索機能の設定です。スケジュール登録画面の編集ページにて、キーワード検索を「すべて」か「リスト」のどちらをデフォルトの選択状態にするかを設定することができます。
これで、スケジュール登録画面を立ち上げた時に、キーワード検索のデフォルトが設定されます。
こちらも細かい機能の追加ですが、キーワードを「すべて」にするか「リスト」にするかわざわざ選ばなくてもよくなりました。少しでも手間が無くなるのは嬉しいものです。
4.スケジュール登録画面のリストビューの選択状態の保持
スケジュール登録画面の左側にあるリストビューで、最後に選択したリストビューの値が画面が変わっても保持されるといった変更になります。
例えば、下記のようにリストビューが「今週の新規」で設定されていますが、このまま日報画面を開いたり、商談画面を開いたりした後、スケジュール登録画面に戻った際に「今週の新規」リストビューが既に設定されている状態になります。
同じリストビューを使う方にとっては嬉しい機能となります。
5.完了したToDoもカレンダーに表示させたい
スケジュール登録画面にて、終日の行にToDoが表示されるかと思いますが、今までは未完了のToDoのみ表示されていました。しかし、今回のアップデートで完了済みToDoも表示されるようになりました。下記の特徴で判別できます。
未完了ToDo → バッジが緑色
完了済みToDo → バッジがグレー / ToDo名に取り消し線
完了済みのToDoも表示することによって、管理職やリーダーの方は更に使いやすい機能になったのではないかと思います。
6. その他不具合修正
スケジュール登録画面のグループ表示時に、ユーザのリストビューを選択できる選択リストが空欄になってしまっていた不具合を修正
リストビューの並び替えで空白が一番上に来てしまうため見づらくなってしまう不具合を修正
スケジュール登録画面で行動の編集画面で日付をまたいだ際、終了日時間が開始日時間より前を選択すると開始日が1日前に変更される不具合を修正
まとめ
今回はv2023-10-20のリリースの内容をご紹介しました!
リリースノートはこちらになりますので、是非ご確認いただければと思います。
今後もリリースがあれば、最新の情報をブログに載せていきます。
ここまで、ご一読いただきありがとうございました。
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