Agentforce World Tour Osakaに参加してきました!
- 椙山 良菜
- 8月5日
- 読了時間: 5分

7月2日に開催されたAgentforce World Tour Osakaに参加してきました!!
会場の雰囲気や、実際に得た学び・気づきなどを、この記事でレポートしていきたいと思います。現場のリアルな様子を少しでもお伝えできればと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください!
目次
1.基調講演
2.各セッションの感想
3.まとめ
基調講演
基調講演 Become an Agentforce Company 人とAIエージェントが描く新しい成功のカタチ

岡本さん:AIエージェントが一緒に働くパートナーとして位置付けられている点が印象的でした。AIに対する考え方が"業務にどう使うか"から"どう一緒に働くか"にシフトしていることを実感しました。人手不足が深刻化する中で、人の負担を減らしつつ高い精度とスピードで対応できる点が大きな強みであり、今後の働き方に欠かせない存在になると感じました。
河野さん:AIの機能を追加する際のテストもAIが大量に行ってくれる、という点でAIの便利さを感じました。また、「AIは無限の労働力」という言葉もインパクトがあり、特に人材不足な企業などには効果的なものだなと感じました。
ブレイクアウトセッション
セッションでは、さまざまな企業の実例やデモ環境を紹介していただきました!
実践から学ぶ、AIエージェント×データ活用による付加価値創出の秘訣
営業と収益管理を進化させるAI活用術
実例に学ぶ!次世代AIエージェントではじめるカスタマーサービス改革
Salesforce × AIで目指す営業改革 ~「今」と「未来」~
売上とファンを生む!AI時代に変わる顧客体験のつくり方
全員が意思決定者に!AIが支えるデータ活用
Work OS進化論:Slack × AIが生み出す次世代の職場
実践から学ぶ、AIエージェント×データ活用による付加価値創出の秘訣
松田さん:AIを実際に活用するにあたって、「いきなり100点のものはできない」という利用者側の意識の浸透が大事であるという大きな学びを得ました。
椙山:AIは100点のものではないからこそ、テスト・設定・監視を続けることでAIエージェントを改善し続ける必要があると学びました。また、「AIは100点ではない」ということを自分自身がAIを活用する際も意識しようと思いました。
実例に学ぶ!次世代AIエージェントではじめるカスタマーサービス改革
小泉さん:顧客の関係性を統合管理できることで、電話でやり取りをする際に、顧客の情報だけではなく過去のやり取りの履歴などを閲覧でき、作業負荷が軽減されると思いました。
AIを活用することで、増加する問い合わせにも迅速に対応でき、顧客の高まる期待に応える体制づくりが可能になると実感しました。
渡邉さん:AIを活用することで、増加する問い合わせにも迅速に対応でき、顧客の高まる期待に応える体制づくりが可能になると実感しました。本人がAIを使っていると感じさせないというAIの進歩に驚きました。
Salesforce × AIで目指す営業改革 ~「今」と「未来」~
福谷さん:AIが「バディ型」として営業活動を支える存在になっていくという考え方がとても印象的でした。営業の現場では、タイミングよく、かつ質の高い提案が求められますが、それをAIがサポートしてくれることで、営業の成果を高めることが可能になると感じました。一方で、AIが進化するからこそ、人が介在する意味や価値がより問われてくるとも思いました。お客様との信頼関係を築き、心を動かす提案を行うのは、最終的には人であるという視点は、今後も忘れてはいけない大切な視点だと感じました。
売上とファンを生む!AI時代に変わる顧客体験のつくり方
錦さん:顧客一人一人に適した体験を提供するといった、よりパーソナライズされた体験を提供し、顧客との関係性を深めていく取り組みに大きな可能性を感じました。
河野さん:人気スタッフのクローンに接客させるといった斬新なアイデアは、非常に面白かったです。また、お客様が求める接客提供をできるスタッフとマッチングするという機能も魅力的で、美容院やエステなど様々な業界で効果的なのではないか、と感じました。
全員が意思決定者に!AIが支えるデータ活用
松田さん:AIを活用することで、それぞれの役割に対する意思決定を正しく行うことができるといった内容でした。経験に依存せずに全員が正しい判断を行えるようにもAIによる分析やAIの活用を意識する必要があると感じました。
岡本さん:勘や経験に頼らず、AIとデータに基づいて正確な意思決定を行う姿勢が印象的でした。Tableau AIを活用し、重要な指標に注目しながら、状況に応じたインサイトを得て、即時にアクションにつなげている点が、現場の対応力強化に繋がると感じました。
Work OS進化論:Slack × AIが生み出す次世代の職場
金光くん:部署間の連携不足や社内問い合わせの対応など、多くの企業が抱える課題をSlackとAIエージェントでどう乗り越えていくかという課題に対して、Slackに組み込まれているAIとの対話だけで業務効率化ができるように目指す、という考えは面白いと感じました。
幡田さん:エージェントが代わりにアクションを実行し、コーディングも会話形式で誰でも利用できるようになっているということに驚きました。Slackを単なるコミュニケーションツールではなく、コラボレーションの場として活用することで、生産性の向上だけでなく、新たなアイデア創出にもつながっていることに大きな可能性を感じました。
まとめ
Agentforce World Tour Osakaに参加して、AIエージェントがこれからの働き方にどう関わっていくのかを、リアルな事例を通じて深く学ぶことができました。単なる効率化のためのツールではなく、人と一緒に価値を生み出す存在としての可能性に、とても大きなインパクトを感じました。AIとの共創が当たり前になる未来に向けて、自分の業務にもどう取り入れていくかを考える、良いきっかけになった一日でした。

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