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Salesforceのロールとは?基本と設定方法を徹底解説!

  • 吉田 知弘
  • 7 日前
  • 読了時間: 3分

こんにちは!ネクスト・アイの吉田です。

今回は、「Salesforceのロールとは何か?」そして「適切にロールを設定することで、どのようにデータアクセスを管理できるのか?」について、詳しく解説していきます。ロールを正しく設定することで、組織全体のデータセキュリティを強化し、業務効率を向上させることができます。ぜひ参考にして、最適な環境を構築しましょう!


目次

  1. Salesforceのロールとは?

  2. ロールの主な特徴

  3. ロールの設定方法

  4. まとめ


■Salesforceのロールとは?


Salesforceのロール(役割)とは、組織内のデータアクセス制御を管理するための仕組みの一つです。ロールを適切に設定することで、ユーザーが必要なデータにのみアクセスできるようになり、セキュリティとデータ管理の効率が向上します。



■ロールの主な特徴


  1. 階層構造


    • Salesforceのロールは会社の組織図のような階層構造を持ち、上位のロールに属するユーザーは、そのロールの下位に位置するロールのユーザーが所有するデータを参照できます。 例えば商談を「所有者のみ閲覧可」という設定にしていても、上位のロールに属するユーザーはそのデータを閲覧する事ができます。


  2. ロールの活用例


    • ロールを適切に設定する事で情報共有を円滑にします。 例えば営業チームのマネージャーがそのチームに属するすべてのユーザーのデータを閲覧できるように設定する事で、マネージャーがすべてのメンバーの案件を閲覧する事ができ、チームの状況を常に把握する事が可能です。


    • また、レポートやダッシュボードでもロールに応じたデータアクセスを設定する事で各ユーザーが自身の業務に必要な情報のみを基にしたレポートを利用する事が可能です。これにより、不要な情報を排除し、業務の効率化を図れます。


  3. プロファイルや権限セットとの違い


    • プロファイルはユーザーがアクセスできる「機能」を管理します。 例えばオブジェクトの作成・編集・削除、アプリケーションへのアクセス制限など、ユーザーがどのデータを扱えるかではなく、「何ができるのか」を制御します。


    • 権限セットはプロファイルを補完する追加の権限を付与する為に使用します。 特定のユーザーに一時的に特定の機能(レポートのエクスポートなど)を許可したり、ユーザーの職務変更時にプロファイルを変更せずに権限を追加、削除したりと、その時々の業務にあわせて柔軟な制御が可能です。


    • 使い分けのポイント

      プロファイルで誰がどの機能を使用できるか、ロールで「誰がどのデータを見られるか」を調整し、権限セットで特定の権限を管理する事で高いセキュリティを担保しながら柔軟に業務を遂行する事ができるでしょう。



■ロールの設定方法


  1. ロールを作成する


    • 画面右上の歯車マークから設定を選択

      ホーム画面

    • クイック検索からロールを検索し選択

      設定画面

    • ロールの設定をクリック

      ロール設定画面

    • ロールの追加をクリック

      ロールを追加

    • ロールの表示ラベル、ロール名、上位のロール、レポートに表示するロール名を入力して保存をクリック

      ロールを作成

  2. ユーザーをロールに割り当てる


    • ユーザーをロールに割り当てをクリック

      ロールの割り当て

    • 追加したいユーザーを選択して保存をクリック

      ユーザー追加


■まとめ

Salesforceのロールは、データの可視性を管理する重要な機能です。プロファイルや共有ルール、権限セットと組み合わせて適切に設定することで、セキュリティを確保しつつ、業務効率を向上させることができます!

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