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【前編】IT未経験からSalesforceエンジニアへーDX人材育成プログラム『Pathfinder』体験記

  • 執筆者の写真: 恵子 岡本
    恵子 岡本
  • 5 日前
  • 読了時間: 5分

更新日:4 日前


こんにちは。ネクスト・アイの岡本です。

今回は、IT未経験の私がSalesforceのDX人材育成プログラム『第5期Pathfinder』に参加し、未経験から転職を実現するまでのリアルな体験談を共有したいと思います。これからリスキリングを始めようとしている方、Salesforceを活かして新たなキャリアを目指したい方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

目次


1.受講した経緯

2.Pathfinder(パスファインダー)とは?

3.第5期スケジュール

4.Phase1(講義)

受講した経緯


前職では、住宅設備のショールームでアドバイザーとして勤務していました。お客様に製品をご紹介し、最適な提案を行う仕事はやりがいもあり、日々多くの学びがありましたが、派遣社員という立場で働く中で、長期的なキャリアや働き方について見直すようになりました。「安定した環境で、スキルを身につけながら長く働きたい。」、「手に職をつけて、どこでも通用する力を持ちたい」と考えるようになり、転職活動を始めた頃に出会ったのがPathfinderでした。実は、参加を決意するきっかけとなったのは、たまたま目にしたmi-molletの記事でした。そこには、Pathfinderの紹介や実際にプログラムを受講した方の体験談、就職イベントの情報も掲載されており、その内容に大きな刺激を受けました。特に、「未経験からでも学べるカリキュラム」、「実務に直結したスキルが身につく点」、「年齢や経験に関係なく挑戦できる環境」といったポイントが印象的で、自分も新たな一歩を踏み出せるのではないかと感じました。IT業界は未経験でしたが、これまで培ってきた 接客・提案のスキルを活かしながら、新しい分野でキャリアを築けると感じ、参加を決意しました。


Pathfinder(パスファインダー)とは?


「Pathfinder」はSalesforce社とDeloitte社が2018年にアメリカで共同で始めた、未経験者向けの人材育成プログラムです。このプログラムでは、Salesforceの操作スキルや基本的なIT知識など、仕事に必要なスキルを無償で学ぶことができます。AIやクラウド技術が進展する現代において、デジタルトランスフォーメーション(DX)を支える人材を育成することを目的としており、学習後には希望者に対して就職のサポートも行われます。新しい分野に挑戦したい未経験の方にとって、スキルとキャリア支援がセットになった心強いプログラムです。またカリキュラムはすべてオンラインで受講可能で、場所を選ばず自分のペースで学習を進められるのも魅力の1つです。


第5期のスケジュール


<Pathfinderプログラム(約5カ月間)>

1、Phase 1(約2カ月)

Salesforceの基礎を学習し、Trailheadを活用して実践的なスキルを習得。

2、認定アドミニストレーター資格試験(取得必須)

3、Phase 2(約2カ月)

業務課題をSalesforceで解決するシナリオ演習を通じて、実務に即したスキルを身に

つける。

4、キャリアサポート


第5期は2024年の6月からPhase 1が始まり、Phase 2の終了が11月でした。その後、希望者にはキャリアサポートが実施されました。Phase 1終了後に、認定アドミニストレーター試験を受けるのですが、その試験に合格しないとPhase 2に進むことができない為、そこが第一の難関でした。試験は3回まで受験することができ、バウチャークーポンでかなりお得に受けることができました。2025年6月よりスタートする第7期生のプログラムでは、AI基礎講座とPhase 3(オプション)のノーコード、ローコード開発、AIエージェントを用いたカスタマイズ方法を学ぶ講義も追加され、さらに内容が充実しています。


Phase1(講義) ※講師:Salesforce社の方


Phase1では週に1回オンラインの講義を受講し、講義の後は各自Trailhead(Salesforceが提供する無料のオンライン学習プラットフォーム)を使用して、運営側が用意したTrailmixで自己学習を進めました。1週間ごとにTrailmixが7週分用意されるのですが、期日までにTrailmixの80%以上を完了しないと、試験の受験資格が得られないとのことでした。必須の講義は週1回でしたが、推奨講義も週に1回開催され、営業のお仕事について(Sales Cloud)、Service Cloud、ダッシュボードワークショップなど、実務をイメージした講義も開催されました。講義の翌日には講義動画が公開される為、講義にどうしても参加できない場合や、後から見返したい時に視聴することも可能でした。また、参加者同士の交流や情報共有を目的とした学活も週に1回開催されました。学活では1クラス約40人に担任が 1人配置され、Trailmixを進める中で出てくる質問をしたり、受講生それぞれの進捗具合を確認したり、つまづいている部分を共有したりしました。私のクラス担任の方は第2期のPathfinder卒業生の方だったこともあり、Pathfinder経験談や認定アドミニストレーター試験に向けての準備、現在の仕事内容など幅広くお話してくださり、学活に参加するのが楽しみでした。また、一緒に頑張っている仲間がたくさんいることを実感できてモチベーションの維持にもつながりました。


まとめ


今回は、SalesforceのDX人材育成プログラム「Pathfinder」第5期に参加した経緯からPhase1体験談についてご紹介しました。Phase 1では、Salesforceの専門用語やTrailheadの変な日本語(トレイルヘッドは元々英語で書かれていて、それが日本語に訳されているため)や横文字に苦しみましたが、わからないながらもコツコツと進めることで最終的には点が線に繋がって理解できるようになりました。Pathfinder体験記【後編】では、試験対策の具体的な方法や、Phase 2での実践的な総合演習、そしてキャリアサポートを活用して転職を実現するまでのプロセスについて詳しくご紹介する予定です。ご興味のある方は後編も読んでいただければ嬉しいです。


最後までご愛読いただきありがとうございました。






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